しなかやで疲れづらい身体は胸椎(背骨)から。

おはようございます!

元麻布パーソナルトレーニングジムの見山(理学療法士/トレーナー)です。

今回は『胸椎』の動かしかたをご紹介します。

胸椎を動かすメリットとしては

①呼吸がし易くなるので、疲労が軽減される

②肩甲骨が動きやすくなるので、上半身のしなやかさが向上する。ゴルフや野球などのスポーツパフォーマンスも向上する。

③姿勢をコントロールし易くなるので、猫背や反り腰の改善が容易になる

④バランス感覚が良くなるので、足に無駄な力を入れることが少なくなり、二時的に下半身のしなやかさも高まる。また、バランスを取るための脳への負担も軽減される。

の4つが主に挙げられますが、いい事尽くめですね笑

胸椎とは背骨の中のパートの事で、

背骨は首の骨(頚椎)7個、背中の骨(胸椎)12個、腰の骨(腰椎)5個、そして仙骨、尾骨と続いていきます。

坂井建夫(2007)プロメテウス解剖アトラス  解剖学総論/運動器系 医学書院 p101

肝心のストレッチですが‥

①90/90ストレッチ

効果:胸椎、肋骨、肩甲骨周囲の筋肉のストレッチ

回数:10秒2回、硬いと感じる方は+1回

方法:横向きになり、手を重ね合わせる。上側の脚は90°膝と股関節を曲げてセット。

次に反対側へ上側の手や肩を回してストレッチ。

ポイント:10°から20°上に上げながらストレッチすると効果的にストレッチできる

②胸椎ストレッチ

効果:胸椎、肋骨、肩甲骨周囲の筋肉のストレッチ

回数:5回〜10回

方法:背中にクッションやお持ちの方は筋膜リリース用のローラーを背中に入れます。

位置はみぞおちの裏側におき、お尻が浮かないようにゆっくりと頭を下げて胸椎をストレッチしていきます(決して無理せず)。

十分に伸ばしたらお腹を見るように身体を起こします。これを繰り返しましょう。

ポイント:お尻が浮かないように。

ストレッチの順番はまず、90/90ストレッチで左右の胸椎の柔軟性を高めバランスをとります。

その後、2番目の胸椎ストレッチ柔軟性を更に高めるという順番をおすすめします。

このストレッチに限らず、身体の左右バランスが歪んでいると、背骨をまっすぐ伸びてきません。

1週間に1〜2回でお時間あるときに十分なので試してみて下さい!

元麻布パーソナルトレーニングジム

見山(理学療法士/トレーナー)