1.体重の減少
2.疲れやすい(週に3〜4回は何をするにもおっくうだと感じる)
3.歩行速度の低下
4.握力の低下
5.身体活動量の低下
上の5つのうち当てはまる質問はいくつあったでしょうか?
3つ以上当てはまった方は…
『Frailty』=『虚弱』『老衰』
という状態の可能性が高いです。
最近よく耳にするサルコペニアやフレイルという言葉はこの『虚弱』や『老衰』を指しています。
※詳しく言えば
サルコペニアは加齢に伴う筋力低下
フレイルは心身が衰え老いた状況です。
ただ、これは高齢の方に限って起こるものではないと思います。
生きている限り20代だろうと80代だろうと加齢している訳ですから、適切なコンディショニングをしていなければどの年代だろうと起こりうることです。
これらを改善し予防するには
身体を動かせる身体状況を作ることが大切です。
・身体を無理なく動かせる柔軟性
・身体を自在に動かせたり、転倒などの事故を予防するためのバランス
・自分の体重を支えてバランスを取りながら動くための筋力
・身体に負担のかからない姿勢を選択できる能力
これらをしっかり整え、改善していくことで身体の状況と生活の質や自由度は良い方向へ変化していきます。
生きている間の時間を心地よいものにするか、身体と気持ちと重さを感じながら不快に生きるかはコンディショニングしだいです。
高齢とはいえないから、まだ大丈夫といっても、生活の質は立派に高齢と言える方もいます。
反面、高齢とはいっても心身の調整ができており自由にそして自在き身体を動かして、人生という時間を過ごしている方もいます。
自分にあった運動でも構いませんので、是非、自身の身体の状況に注意を払って生活してほしいと願っています。
元麻布パーソナルトレーニングジム
見山(理学療法士/トレーナー)
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