おはようございます!
元麻布パーソナルトレーニングジムの見山です。
今回は『フォーム』について少し書かせて頂きたいと思います。
エクササイズにもストレッチにも歩き方にも走り方にもフォームというものがあります。
行う動作やポーズの一般的な型を重視している傾向にあります。
もちろんその一般的なフォームも大切ですが、1人1人がもっている身体の形や特性に合わせたフォームが何より大切です。
・右足と左足どちらの片足立位の方が安定性があるのか
→差がある方はエクササイズ・ストレッチ中の体重の左右バランスを注意しましょう。
・指先で踏ん張り過ぎるのか、踵に体重が乗り過ぎているのか
→差がある方はエクササイズ・ストレッチ中の体重の前後バランスを注意しましょう。
・無意識に真っ直ぐ立った時につま先の位置は平行か
→つま先位置が違う方はつま先のポジションや、つま先が下がっている開いている側の骨盤の開きに注意しましょう。
・目をつむって立ち、その場で20歩足踏みした時に身体はどちらに回旋するのか
→左右どちらかに身体が回旋する場合は、身体が改善する側の骨盤の開きや、改善する側と反対側の膝の伸び不足(立位で軽く膝が曲がっていませんか?)に注意しましょう。
・椅子に座った状態で坐骨(座面にあたるお尻の骨)に片方ずつ体重を乗せたときに、どちらも隔てなく体重を移動させられるか?
→片側の坐骨に体重が移動しづらい場合は普段の座る姿勢から体重を乗せて置くようにしましょう。また体重が移動しづらい方へ脚を組んで座ることも有効です。
まだまだ人の動きの特性を判断するポイントはありますが簡単なものは上記のようなものです。
このような特性をトレーナーそしてエクササイズさせる方が理解したうえで運動を積み上げないと、どんどん歪んだ土台の上に負荷がかかって行くことになり身体が歪みきってしまいます。
逆をを言えば自分のオリジナルの姿勢や動きの型(フォーム)を理解してトレーニングを行えば意識していない方に比べて効果・効率は何倍にもなります。
面倒なことかもしれませんが、この工程がオリジナルでとても楽しく意味があるポイントです!
是非『フォーム』を意識して運動習慣を続けてみて下さい。
元麻布パーソナルトレーニングジム
見山明(理学療法士/トレーナー)