変形性膝関節は膝を鍛えてはいけません。

皆さんこんにちは!

元麻布でパーソナルトレーニングをしています、理学療法士の見山です。

今回は「変形性膝関節症」についてお話しします。

整形外科で「変形性膝関節症」と診断され「膝周りの筋肉を鍛えてください」と言われても膝周りの筋トレをしてはいけません。

それは症状を改善しないばかりか逆に悪化してしまう恐れがあります。

変形性膝関節症とは?

「変形性膝関節症」というワードはお聞きしたことあるのではないでしょうか?

文字通り膝の関節に変形が起きてしまうことです。変形に伴った痛みがひどくなると最悪手術をしなければならない疾患です。

原因は加齢、体重増加、筋力低下、不良姿勢、負担のかかる歩き方や動作など多岐に渡ります。

国内での変形性膝関節の患者数は、自覚症状を、有する患者数が約1000万人、潜在的な患者数(X線診断による患者数)が約3000万人にのぼる。

「介護予防の推進に向けた運動器疾患対策に関する検討会」:今後の調査研究の在り方について.厚生労働省,平成19年8月

というように約4人に1人というかなり高い率で変形性膝関節になっています。

なぜ膝周りを鍛えてはいけないか?

膝を痛めるという事は、膝に負担がかかりすぎているという事です。

ということは…膝の負担>膝以外の負担

という状態です。

この状態でまず必要なことは「膝に負担がかかっているから膝を鍛えましょう」ではなく、「まず膝以外の部分も使えるようにして膝の負担を減らしましょう」という考え方なのです。

つまり…

膝の負担<膝以外の負担

この状態にできればまず膝の痛みは軽減しますし、変形の進行も抑止できる可能性が高まります。

ではどうすればいいのか?

膝の負担を分散させる方法はその人の身体の状況によって違います。

痛みが出てる側の股関節や足関節と柔軟性の問題。

痛みが出ている側と反対側の脚の筋力の問題。

猫背などの不良姿勢の問題など…

その人の特性をみてアプローチしたりエクササイズメニューを決めていきます。

次回は膝の負担を減らすアプローチをご紹介していきたいとおもいます。

最後まで読んで下さってありがとうございます。

理学療法士/トレーナー

見山 明