鍛えるべきなのはパワーではなくストレングス(強さ)。

トレーニングはボディビルダーのように、筋肉を大きくするウエイトトレーニングを連想することが多いのではないのでしょうか?

私はウエイトトレーニングではなくストレングス(強さ)トレーニングを皆さんに指導しています。

ウエイトトレーニングとストレングス(強さ)トレーニング、どちらも同じようなものに聞こえますが、その内容は大きく異なります。

ウエイトトレーニングはある部位、あるいは身体全身の筋肉を大きく肥大させパワーだけを単一的に飛躍させる方法です。

しかしストレングストレーニングは単一の筋力アップだけではなく同時に体幹の安定性、バランス、柔軟性、関節の安定性など様々な課題に挑戦することになります。だからこそストレングストレーニングから得られるものが多く効果的でもあります。

フィットネスクラブで行うマシントレーニングでいくは重いウエイトを持ち上げても、日常生活ではマシンにのった状態で筋力を発揮する状況はありません。

自分の体の重さを支え、柔軟性やバランスを持って動けなければ筋力はなんの役にも立ちません。

アスリートがいくらスクワットやベンチプレスでで重いウエイトを持ったところで、そんな場面は試合中には一つもありません。

そこには体重の移動があったり、より難易度の高いバランスの中でのパワーを求められることでしょう。

見ためを磨くだけであればウエイトトレーニングでも構いません。

しかし、皆さんが求めるべきなのは機能的で実用性のある筋肉=強さではないでしょうか。

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